<速報> 8月1日、北信地区会として、「もみ米から手作業でごはんを食べる<いにしえの手仕事シリーズ>」が開催されました。当日の様子のアルバムを、とりあえずリンクで紹介します。
https://www.facebook.com/media/set/?vanity=moritomizuOF&set=a.955570562543406
1.
【北信地区会のお知らせ】
もみ米から手作業でごはんを食べる<いにしえの手仕事シリーズ>
昨年は「するす」によるもみすりを体験しました。これを発展させ、もみ米から手作業で、電気や石油を使わずにごはんを炊くところまでやってみます。
交流会ではごはんと具だくさん汁を準備します。
作業のみ、交流会のみの参加も歓迎です。
日程: 2023年8月1日(火)雨天決行
集合場所:森と水 自給の家 乙 〒380-0877 長野市塩生乙2496
https://mmsf.jimdofree.com/にアクセス説明あり
持ち物:飲み物、昼ごはん(昼をまたいでの参加の方)、作業手袋、運動靴か雨なら長靴
交流会参加の方は、マイ食器(コップ、箸、茶碗、汁椀、皿)、味噌1人前、できればおかず一品(調理も可能)、酒、あれば寝袋かシュラフカバー
参加費:500円
要予約:15人程度、申し込み7/25(火)まで
申し込み:三井 明高(akitakamitsui@gmail.com)
スケジュール:
10:00~12:00 するすと唐箕によるもみすり
12:00-13:00 昼飯(持参ください)
13:00~15:00 人力での精米 並行して、まき集め・ノコギリによる伐採・出し・薪割り
15:00~ 洗米、浸水/まきで汁など調理(豚汁的にしたいのでイノシシ提供できる方いませんか?)
17:00 炊飯
18:00 交流会開始
翌8/2 希望者は簡単な朝食(卵かけご飯とか)ののち、解散
ゲノム編集作物について、推進・開発側企業から広く一般への頒布計画が公表される中、
野放図に編集作物・食品が流通してしまう動きを食い止めるべく、
当会としては会報での会員向け情報提供をはじめ、懸念を持つ方々の声に応えるための
取り組みを継続して行ってまいりました。
2021冬頃~ 会報・及びイベント会場での懸念意見の収集、発信
2021/05/08 当ブログにて懸念表明文を表明(会報104号に掲載)
2022/03/10 長野県に要望書を提出(会報106号にて報告記事)
2022/08/23 当会会員が居住自治体にて『食の安全を守るため、小学校にてゲノム編集 トマト苗を受け取らないことを求める請願書』提出。全会一致で可決される
(会報109号に報告記事)
ご回答に協力を頂きました各自治体/各教育委員会の皆様にはこの場をお借りして、心より御礼申し上げます。
内容は以下2問です。
―――
Q1ゲノム編集作物苗の頒布打診があった際、
『受け取る』『受け取らない』『その他』の対応
Q2 他団体や個人から同じ趣旨(受け取らないで)の質問や要望を受けていますか
―――
また、併せて各市町村に『公共教育施設にてゲノム編集作物の苗を受け取らないことを求める要望書』も送付させていただきました。
現時点集計ではありますが、集計結果を公表させていただきます。
※市町村には事前に自治体名を公表しない旨通知しご協力いただいております。
個別市町村の回答内容についてはお答えできません
長野県有機農業研究会 県下全77自治体/77教育委員会宛 要望書&アンケート集計結果
(自治体宛/教育委員会宛)2023/3/2現在
77自治体/77教育委員会に送付
69自治体/72教育委員会から回答があり、
Q.1苗頒布の打診があった際
「受け取らない」としたのは29自治体/32教育委員会。
「 その他 」としたのは39自治体/39教育委員会。
「 受け取る 」とした自治体/教育委員会はゼロ。
・回答せずとの回答 (1自治体/1教育委員会)
・その他の中にも
「安全性について様々な意見があり、受け取りを判断できる状況にない」
「ゲノム編集の野菜については、その安全性について十分な確認がされていないことや、
そうした食材を使うことに嫌悪感や不安感を抱く方々もいることから、
今後も食の安全性を第一に考えた食材の提供を行いたいと考えています。」
「ゲノム編集作物苗について詳細を把握していないため、現時点でお答えすることはできません。
ただし、ゲノム編集について表示をすることは必要ではないかと考えます」
等、懸念を持つ側に一定の配慮を示す回答が複数見られました。
・他団体や個人から同じ趣旨の質問や要望を受けていますか という問いに対しても
『受けている』という回答が複数見受けられました。
Q.2他団体や個人から同じ趣旨の質問や要望を受けていますか
という問いに対して、
「受けている」 17自治体/32教育委員会
「受けていない」 44自治体/35教育委員会
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
当会といたしましては
この発表内容は懸念を持つ県内外の方々に広く活用・周知いただければと考えています。
個人・法人・機関や規模の多寡は問いません。どうぞご協力の程、よろしくお願いいたします。
また、今回のアンケート手法については北海道食といのちの会様の活動から学ばせていただき展開することが出来ました。末文ながら厚く御礼申し上げます。
2月25日の大会ですが、問い合わせが多いので、懇親会への申込みを2月18日まで延長しました。
希望者はこちらの申し込みフォームより申し込みをお願いします。
https://abolitionofnuclear.wixsite.com/yuuki2023
北信地区より、地区会&学習会を以下のように企画してみましたので、お知らせをさせていただきます。(ほかの地区の方で興味ある方の参加もお待ちしております!)
今年2月の42回大会は、縄文小屋づくりを茅葺修行中の佐々田さんを中心にライブ配信しました。また、資源国のロシアによるウクライナの進行によってますます石油やガスの値上がりも予想されます。石油の高騰を端にして、食料や様々な物が値上がりし、食料危機が本当に起こるのではないかという危惧も見聞するようになってきました。そんな中、今回佐々田さんの師匠でもある、鬼無里在住の94歳の清水さんにお話をお聞きする機会を得ることができました。石油に頼らない暮らしや工夫を清水師匠から、また、ゲル(移動式住居)に詳しい戸隠の諏訪さんやみな様との交流を通して考えていけたらと思います。清水師匠がかつて使っていた、手動の木製もみすり機(するす)の体験も企画しています。
【日時】 2022年5月11日(水)
9:30 鬼無里ふるさと資料館 集合
9:40~11:45 清水さんの茅葺や麻のお話し
11:45~12:15 移動
12:30~15:00 するす実演・諏訪さんのゲル紹介・交流会
15:00 解散予定
【集合場所】 鬼無里ふるさと資料館 長野市鬼無里1659 (長野市内から車で約40分かかります。)
【交流会場】 戸隠ゆったり庵 (諏訪さん宅) 戸隠豊岡
【参加費】 500円(ふるさと資料館入館料込み)
【持ち物】 おにぎり(各自の主食)、可能な方は手前味噌を少量(昼食時に諏訪さんに持ち寄り味噌で汁物を用意して頂きます。) 一品持ち寄りも大歓迎。
【参加申し込み】 準備の都合上、参加希望者は事前に予約をお願いいたします。(5月6日期限) 参加者名、人数、当日の連絡先を下記までご連絡ください。
※会場の駐車スペースは限りがありますので、参加希望の方はできるだけ乗り合わせてお越しください。
※コロナ対策として、当日体調の悪い方は、ご連絡の上、参加は控えてください。参加予定者は、
検温とマスクの着用をお願いいたします。
連絡先等詳細は、メーリングリストをご参照ください。
第42回大会のお知らせ
今回の大会は会員で力を合わせ茅葺に挑む姿をオンライン(zoom)で生配信する形で開催します。
■日時:2022年2月27日(日)13:00 ~15:00
■会場 オンライン(Zoom参加無料)
■サテライト会場
●南信地区
場所:宮田村 村人テラス 長野県上伊那郡宮田村3247番地
申し込み先 南信地区長 矢野
タイムスケジュール:
ご都合の良いところで参加してください。※感染対策のためマスク持参でお願いします。
10:00~12:00 哲学カフェ
喫茶付き 500円
カフェスタイルのラフな哲学対談
12:00~13:00 ランチ
地元猟師のジビエカレー+コーヒーor甘酒 500円
子ども食堂などで使う 余った野菜や食材がある方は、少し持ってきていただければありがたいです。
13:00~15:00 オンライン大会視聴
15:00~16:00 交流会
●東信地区 現在未定 お問い合わせください 酒井
●中信地区 現在未定 お問い合わせください 津村
●北信地区 サテライト会場の予定無し
■テーマ
茅葺き職人の仕事から農ある暮らしがみえてくる。
〜”ライブ茅葺き” 縄文小屋づくりを配信〜
■主旨
茅葺き作業を行えば鎌や鋏など刃物を研ぐ技術、縄の結び方や小屋組など大工の技術も身に付きますので、百姓のうちの十姓は自分のものになります。茅葺き屋根の葺き替えで出るものは、全て土に還ることから茅葺きを農的な暮らしと組み合わせればパーマカルチャーが成立します。
「温故知新」茅葺き屋根を葺く技には、先人の知恵がぎっしりと詰まっています。今回の大会では、そうした茅葺き作業の現場を生配信して実感していただくと共に、これから農的な暮らしを始めてみたいと考えている人たちとの交流を深めたいと思います。
■内容
昨年の大会の「農ある暮らし」の発表者の一人でもあり、茅葺職人修行中の築北村の佐々田さんのもとに有志が集まって、茅葺で縄文小屋つくりを骨組みを建てるところから生配信します。オンラインでの参加者からの質問にも佐々田さんに答えてもらいながら、縄の結び方や基本的な茅葺のイロハを佐々田さんに話してもらいつつ、2時間内で縄文小屋の完成をめざします。
⚫佐々田さんに「茅葺きに興味を持ったきっかけと「茅葺きの魅力を聞いてみました。
きっかけは4年前に参加した茅葺きの小屋をつくるワークショップでした。単純に面白そうだなぁと直感し参加を決めました。ワークショップの一年後、縁あって茅葺き屋根の解体の手伝いをさせてもらうことになりました。その茅葺き屋根はほぼ土に還っていて、屋根から木が生えていたり、土の中にはカブト虫の幼虫がいたりしました。ススキも生えていて、屋根自らが屋根材を自給してて驚きました。笑 最初の現場はそんな感じでセンス・オブ・ワンダー全開だったのです。
その後、茅刈や茅葺き屋根の修理の手伝いもさせていただき、自然な感じで茅葺きの世界に入って行きました。
茅葺きと出逢う前から、農的な暮らしをしながらDIYをするという生き方(百姓のような生き方)を思い描いていたのですが、親方から茅葺きを続けて行けば、「百姓のうちの十姓は身に付くよ、と言われました。鎌や鋏など刃物を研ぐ技術、縄の結び、小屋組についても理解が深まるので大工の技術も上がります。解体現場で出た土に還った茅は保湿効果があり、空気も入るので畑の土が良くなります。このように、茅葺きそのものが農的な暮らしやDIYととても相性が良いのです。というか茅葺きそのものの中に農的な暮らしやDIYに必要な技術が詰まっているように思います。
二十代の後半でパーマカルチャーという思想体系に出会いました。それ以来、家と庭で環境に負荷をかけず、持続可能な暮らしを実現したいと思うようになりました。少しずつ取り入れられるものは取り入れて暮らしています。2年間茅葺きに関わって気づいたことは茅葺きそのものがパーマカルチャーの一部なんだなぁと言うことです。どういうことかと言うと、パーマカルチャーの考え方に1つのものに2つ以上の機能を持たせるというものがあります。茅葺きに使われるススキは屋根材としてはもちろん、朽ちれば堆肥になりますし、屋根材として使う前には雪囲いにも使われていたそうです。
茅葺き屋根を葺く過程では、先人の知恵が詰まっているなぁと感じます。小屋組で使われる結び、例えば男結びは緩まないようにテンションをかけたまま縛ることができ、使う縄の量も最小なため、縄を無駄にすることがありません。昔は全て手綯いの縄。それをできる限り無駄にしないとても合理的な結びで感心します。直交する部材を固定する箱結びも、縄の摩擦と、割を入れることで横の部材の自重でズレることがなくなります。他にも茅葺きの修理の方法や足場の吊り方など、先人の知恵を至る所にみてとれます。温故知新なのです。
■参加申し込み方法
オンラインでの参加を希望する方は申し込みが必要です。申し込みあった方にはオンライン参加するためのアカウントをお知らせします。定員になり次第、締め切らせていただきますので、早めに申し込みをお願いします。